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チヨケンのドライバーレポート・PDFファイル
参戦記

昨年から開催されたミニジャック・998チャレンジに参加する為に’06年7月からミニ1000のテストカーを走らせはじめましたが、なにぶんミニ1000ノーマルで競技車両など走らせた事が無く筑波の初テストでは1分25秒も切れない状態で・・・・テストを繰り返し3月21日の筑波4時間耐久でようやくディシュピストンの1号車が1分23秒フラットまで到達。並行してして製作していたフラットトップの2号車をスプリント用に仕立て終わったのがレース前々日の28日。。。

当日は朝からはっきり言って気が重い・・・キャブセットのみでテスト無しのぶっつけ本番!!ドライバーはケンチヨダ???事前に調べたJAF戦の頃の1000N車両のタイムと二桁ゼッケンの仕上がった車を相手に2号車の位置を考えると地の利が有っても中段か運良くシングル???などと。唯一の救いは1号車より500rpmほど上が使えると言う事か。。。

車検は問題なく終了。予選開始前30分頃から出走準備〜暖気・・・ドライバーチヨケンはお気楽な様子!?前日から1号車との違い・ライン取り・走行前の車の扱いなどを言い聞かせてきたが本当に分かっているのだろうかと心配になる、ここまで来たら全てを委ねるしかない。

コースIN 前から8・9台目のポジションでコースへ〜インラップから計測一周目で24秒台!これを見た瞬間いけると確信。前には早い車が走っていてポジションもOK数周後にモニターの4番から6番を常にキープしている!予選6番でタイムアウト。

はっきり言って驚いた!?事前に考えていた程周りのタイムが上がらなかった事が幸いか、しかし同じ条件なので良しとしよう。当初の目標タイム1分22秒3〜4には多少とどかなかったが。

オートジャンブルに休憩所を設営して有ったのでしばし休憩。今回はサポート役のドライバー大岩は「僕が乗っていたらポールでしたよ」等とほざいているが、予選6番手に気をよくしたAOKIは一人ご満悦でニヤニヤしていた。多少早いが昼食を済ませる、チヨケンは重くなるといけないので昼食抜きを宣告!

いよいよ決勝!スターティンググリットに車が着くとAOKIに出来ることは何も無い・・・

スタートを決めピット前を通過する時には4番手に、1コーナーで3番手の車両のINに入るのが見えたが・・・オープニングラップを3番手で通過〜ピットからは残り周回数のみを知らせる。その後熾烈な3番手争いに破れ4番手にポジションダウン・混戦での経験値が大きな差となったのであろう。1コーナーまでの車速の伸びは他車に引けをとらないスピードを見せているのでこのままポジションキープできれば上出来か?ヘッドも下ろさないで良いしなどと考えていると残り3周でコースアウトのアナウンスが・ピット前を通過する時には3番手に!?「マジ」 トップ争いの一台がコースアウトしたようで、運良く3番手に!! 後ろの車に多少詰められているようだが残り周回数なら大丈夫と安心していたところ周回遅れが!?ファイナルラップでは見た目1秒!「このまま逃げ切ってくれ〜!!」と今日はじめてのお祈り。チェッカーを受けた時には0.5秒差まで詰められていたが3位でゴール!ピットから手を振るとチヨケンがガッツポーズで応えていた。

コース上で暫定表彰式、車から降りてきたチヨケンと握手を交わす。こんな場所に来ることもそうそう無いだろうからしっかり記念撮影をしておいた。

競技終了後車検場で最車検。ヘッドを降ろしボア・ストローク・カムリフトを測定、全車OKで3位確定!

今回感じた事は、運と言うか流れと言うか全てが良い方に向いていたと言う事に尽きます。    

                                             終わり





結果報告

予選 6位/29台中 1分22秒656
             トップとのギャップ1.062秒

決勝 
3位/29台中 1分22秒787 (ベスト)
             トップとのギャップ6.941秒


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’07・04・30 ジャパンミニデェイ 998チャレンジ