’04 MOTEGI12H+2M

総合    9位/115台
ミニクラス 4位/63台

CSA CHALLENGE ’04 MOTEGI 12Hours+2Minuite       ’03 MOTEGI12
7月24日にツインリンクMOTEGIで行われるアイドラーズクラブ主催の12時間+2分耐久レースに昨年に続き挑戦いたします。
車両コンセプトは「MEMS+ノーマルデフ」でどこまでいけるのか・・・



















7月31日
と・言うわけで今年の挑戦も終わりました。明日からは’05年長時間耐久優勝に向けてがんばりたいと思います。

総括・・・

絶対的なスピードが足りないこと、現状のエンジン&車体を正常進化させて、燃費と信頼性を落とすことなくMOTEGI フルコースを2分38秒(テスト時ベスト・2分43秒06)で走行できる車を創る。

今回218周して各パーツの耐久性やウィークポイントを再確認できたので、強化が必要な部分の修正およびテストとテレメトリーシステムの導入をしたい。

燃費の読み違い・・・テスト時はフルコースクリアーで全開時間が長く、計測時間も30分区切りなので燃費が悪く出ていました。本番は想像以上に燃費が伸び、組み立てた戦略は役に立ちませんでした。

ピットとドライバーのコミニケーションをもう少し円滑に行い、臨機応変で戦略的なピット作業を出来るようにしたい。


来年は絶対勝ちます。                    


7月28日
7月24日 MOTEGI12時間+2分耐久レース、晴れ/曇り、公式スタート時刻 AM8:06:24
スタート後はシングル圏内を走行、第一ドライバーには朝一ということで無理せず走行するように指示、想定ペースより若干遅いラップで周回を重ねるが問題のない範囲で順調と判断。

・・・スタートから40分強で緊急ピットIN〜他車との接触によりリヤ&フロントフェンダーとCSAミニの生命線ともいえるフロント足回りを破損、とりあえず給油をしその間に下回りを目視チェック給油終了後に応急修理を施し(給油外停車時間3分28秒)第二ドライバーに交代・・・周回を見守ると何とかペースを維持出来ているのでこのまま走行続行。

スタート 1時間経過              20位
     2時間経過              13位
     3時間経過              12位
     4時間経過               8位
     5時間経過               9位
     6時間経過               7位
     7時間経過               6位

15時32分 予定外のピットIN 「クラッチがヒートしている」と報告、どうもドライバーに問題があるようでCSA高橋に確認のため急遽走行を命じる。この間停車時間6分14秒。コースに釘付けになり走行を見守るAOKIの前を「OK」サインを出しながら高橋が通過〜
このころタイムボード上には総合で19〜16位に49が上がってきていたが、給油と共にボードから消えるので必死に残り時間・周回数・燃費を再計算し何とか給油を一度減らす方向で調整していました。

     8時間経過              8位
     9時間経過              9位

ここで痛恨のペナルティー、追い越し禁止区間無視でペナルティーエリアに5分停車・・・

    10時間経過              6位
    11時間経過              4位

競技終了時間まで数十分のところでペースカーが入りすぐ後ろに999号車が・・・フルコースグリーンで前に出られるが(CSAはこの状態でペナルティーをとられました)次の周回では999号車を交わして大きく引き離して戻ってきました。・・・ゴール直前いきなりタイムが3分9秒に落ち込み、
「まさかマシントラブルか?」と冷や汗が・・・同一周回上には4位争いの999号車が、祈る気持ちで最後の周回に突入

PM20:10 競技終了            4位


追記 使用した工具      ジャッキ×2  タイヤレンチ×3 モンキー×1 ウォーターポンププライヤー×1
    ボンネットオープン   タイヤ交換時に1回 オイル量のみチェック


7月25日
結果報告     総合順位 9位/116台中      ミニクラス4位/63台中
ミニクラストップから10周遅れ・2位から4周・3位から1周でした。詳細は後日・・・


7月21日
いよいよ3日後に迫った本戦のことを考えながら、最悪想定されるトラブルに対処するための細かい作業をこなしています。前日は3時半から東コースにて最終チェックおよびタイヤの皮むきを行う予定なので明日中には仕上げる予定で進めていますが・・・
思いつきで参戦した去年の12耐から一年・考えられることの半分も出来ませんでしたが、現状では最高の車に仕上がりました。後は思いっきり楽しむだけでしょう!


7月18日
15日のMOTEGI走行後の状態でダイナモ上にてパワーチェック&データ摂りを行い、その後補機類を本番用に変更しEXマニをブロス製ステンマニに交換後リセッティングを行いました。撚調および点火時期調整で4.3%パワーアップし高回転時の加速タイムを上げる事が出来ました。車両のほうはほぼ完成の域に到達してきたので、細かい部分を仕上げて本番に臨みます。


7月15日
仕事の合間と14日の徹夜で車両は走れる状態になりました。本番前の最後のテスト日に15日を予定していたので無理やりシェークダウンさせました。屋根交換とフレーム&足回りを完全にばらしていたのでアライメントテスターにかけたかったのですが時間がなくそのままMOTEGIへ〜気温は33度を超えクーリングテストには打て付けの状態でした。エンジンの仕様変更はしていませんが若干燃費を伸ばす方向にリセッティングしました。油温・水温の状態は良好で排気温度が多少上がりましたが問題ない程度と判断しています。足回りはセッティングが出ていないので、以前のようなハンドリングは無くブレーキングでも車体が不安定になりますが本番までには以前のアライメント数値に調整して望みたいと思います・・・一番の問題点は前回横転した後遺症でアクセルがぜんぜん踏め無くなったことです。。。しょぼすぎるぐらい・・・
MOTEGI フルコース     ベストラップ     AOKI  2分50秒81
                              高橋   2分49秒85
                              上松   2分43秒61


7月10日
車体の修理が終了していよいよ各部OH&組み立てにかかります。9日深夜の時点で、リヤサスペンション・ベアリング・ブレーキの分解整備を行いました。すべて分解洗浄後チェックして、出来る限り再利用できるものは無交換使用で長期的に部品の耐久性チェックを行うようにしています。リヤ周りのパーツは昨年の12耐用に組んだもので、慣らし走行1000`+サーキット走行1500`以上使用していますが、交換部品はARCリヤスタビ用のブッシュとリヤブレーキホイルシリンダーのオーバーホールのみ行いました。


7月2日
予想以上に車体の復旧に時間がかかりそうです。エンジンを組みなおした場合の慣らし走行時間がほとんどとれないようなので、今回は腰下は一切手を付けずにヘッドのみチェックのために分解整備することにしました。その他プッシュロットの交換、クラッチハウジングセンターシールの交換を行います。


6月26日
車体はエンジンが降りて板金に取り掛かっています。
本日ワコーズよりオイルの分析結果が届きました。MOTEGI フルこース200`走行時のものですが、金属類の混入はほとんどないのですが、燃料希釈によるオイル粘度低下率が多少大きいようです。考えられる原因としてピストンリング磨耗によるブローバイの増加のほかに、クランクケースを負圧に保つために通常は行わないキャッチタンクからINマニへブローバイを戻したことも大きな原因でしょう。降りているのでピストンリングの交換とエンジン各部のチェックも行うことにしました。


6月23日
6月22日MOTEGI 10:15〜気温30.5度 ドライバー AOKI
                         インラップ〜計測1周目  2分46秒08
                                   2周目  2分46秒05
                                   3周目  2分43秒09
                                   4周目  2分45秒39
        クリアを取るためにペースダウン       5周目  3分01秒10
ほぼクリアーな状態で1コーナーへ侵入〜気温のわりに水温・油温共に目標数値で安定しており気持ちよくドライビングできていました・・・130Rを3速・4速全開〜ブレーキング・3速へシフトダウンS字へ侵入・・・一瞬右リヤが・・・〜修正も及ばすハーフスピン状態でグラベルへ
グラベルへの進入角度が悪かったの左前後輪をとられハイサイド状態で一回転・・・静寂の中車載カメラの回る音だけが響いていました。


6月21日
明日は2回目(3回目?)のMOTEGI テストに行きます。走行時間は30分×4セット・当日搭乗の3人で走行します。現状のエンジン&足回りでサーキット走行も700`を超え安定したパフォーマンスを発揮しているので自走でMOTEGIN往復を行います。今回の変更点はリヤのアルミフィンドラムの装着および車体とシステムのチェックのみ行いました。オイルは前々回のMOTEGI 走行時に入れたものを継続使用現在走行距離は360キロです。200`走行時に500CCを摂取しワコーズにて分析していますので、分析結果によってはピストンリングの交換を検討しようと思います。出来れば晴れてくれればよいのですが・・・


6月16日
昨日は定休日を利用してMOTEGI 開催の「スキルアップミーティング」に参加してきました。車両の都合上高橋のみの参加でしたが計測ラップ6周×4セットの走行を行い驚異的にタイムを縮めていました!


6月9日
本日一度目のMOTEGいテスト(練習走行)を行いました。自分でははじめて走るコースと言う事と車両の状態が果たしてコースにあっているのか心配していましたが・・・曇りで気温は20度前後・路面はドライでした。走り出しのグループはナンバーなしのツーリングカーとナンバー付き車両の混走で2分10秒台でラップする車両が沢山おり、抜かれるよい練習になりました!今日の気温では水温・油温ともに若干クール気味で撚調・排気温はともに良好でしたが、思いのほか燃費がキツイということが判明・・・作戦かエンジン仕様の変更を考えるほどでした。’04年12耐は3人のドライバー(CSA−AOKI&CSA高橋&上松)で挑みますが、今回上松が参加できなかったので、おのおの30分×2セット・トータル120分走行し、自分たちの慣らしを完了させました。
MOTEGIフルコース 総周回数 43ラップ(IN〜OUTラップ含む)  ベストラップ AOKI 2分45秒52
                                                 高橋  2分49秒12
車的にタイムはまだまだ詰まりそうです。。。


6月4日
次回のMOTEGIではA048に変えてダンロップD01Jに変えてテストしてみます。


5月29日
クロスミッションを組むついでにエンジン各部の状態チェックを行いました。メタル&ポンプの状態は良好で再利用、一点気になったのはイスキーのプッシュロットで現在使用のブロックは無加工で使用しているために不都合点がありました。時間的にレースでは現状のエンジンで挑む可能が大きく6月の2回のテスト走行後にもう一度エンジンをばらしますが・・・プッシュロットはノーマルタフトライド加工の物に変更予定です。


5月27日
MOTEGIを走った事がないのでゲームでイメージトレーニングをと思い立ちました。去年調べたときにドリームキャストの「F355」と言うゲームにMOTEGIのコースが有ったのを思い出し、ネットオークションにて検索しているとPS2用の同ソフト(セガ製)があり落札。商品が到着して早速イメトレを開始
       って・・・・・・・・・オーバルじゃん。


5月22日
昨日の電気系統トラブルはエンジンルーム内ヒューズBOXの制御系統30Aが切れていました。一般走行ではあまり起こらない症状なので疑いもせずにいたのですが・・・メインリレーへの電源供給が行われずにECU・燃料ポンプ・セルモーター等すべてダウンした状態になりました。常時回る電動ファンが2機、各種計測機材やサブコン、点火装置&コントローラー等電力を多く必要としていますがそれぞれを別系統でとっているため、ノーマル使用状態で制御系ヒューズが切れたようです。6月9日のテストは現状のままデータ取りを行いますが、その後測定装置等取り外して配線をシンプルに引きなおしたいと思います。
6月9日までの変更予定はクロスギヤ導入で、インジェクションのリミッターと現在のパワーバンドおよび各コーナーのギヤ割りを考えると必要と判断しました。想定している2速使用コーナーは「3コーナー・5コーナー・Vコーナー・ヘアピン・90°コーナー・ビクトリーコーナー」で現状のギヤ比のままでは2速ではふけ気味・3速では回転が落ちすぎるようなので、TUKUBA1000では2速を多様した場合と1ヘア以外3速ホールドで走行した場合でも大きくタイムは変わらないのですが・・・


5月21日
心配していた台風の影響もなく晴天に恵まれ、日中は気温も上昇してテストも順調に進みました。クーリング面についてオイルを2種類ためし水温と油温の状態と撚調と排気温の状態チェックをしながら走行させました。どちらも満足いく結果でしたが肝心のスピードが今ひとつでもう少し足回り&ドライブ系統に改善の余地が有るようです。次回は6月9日の茂木で30分×6セット走行しますので今日の不都合箇所を修正して望みたいと思います。

TUKUBA1000 総周回数 260ラップ(1セット最長80ラップ) 総燃費4.9`/L ベストタイム 46秒746   3時20分ごろ電気系統トラブルによりストップ


5月20日
台風接近中、予報では明日は雨のち曇りとなっていますが・・・タイシューさんの走行会はフリーIN〜OUTでその気になれば何時間でも走行可能です。テストにはうってつけなのですが、やはり雨だとストレス溜まるしテストの予定を消化し辛いでしょうから・・まあ 雨なりの車の状態や不都合箇所のチェックにもなるのでしょうから ウェット〜ドライが理想的でしょう。


5月9日
本日茂木のTRMC講習会に行きました。これで本戦まで数回のテスト(練習走行)が出来ます。現場に行くことでイメージもかなりつかめてきました!車両製作に熱が入ることでしょう???
今後の走行予定      5月21日      TUKUBA1000
                6月9日       MOTEGIフルコース
                6月22日      MOTEGIフルコース
                7月上旬      MOTEGIフルコース


5月7日
とりあえず前回の問題点は解決出来たので、本日タイシューさんのTUKUBA1000(5月21日)に申し込みしました。茂木でテストをしたかったのですが、スポーツ走行に茂木発行のライセンスが必要との事で、こちらもライセンス取得の講習会申し込みしました。本戦までに茂木で3回程度テストできるとよいのですが・・・


4月28日
現行のクーリングシステムはこんな感じです。アルミサイドラジエター+4番側からフロントサブラジエターとオイルクーラーですが、前回のウォーターラインの方が1・4番の温度差は少ないようです・・・


4月23日
夜な夜な前回の不都合箇所を修理しています。ミッションはシンクロリング(QED強化品)不良ではなくシンクロの噛み合いギヤがぼろぼろでしたのでフルオーバーしました。その他オイルポンプ交換とタイミングチェーンカバーのオイル漏れ修理・・・本日MSDのDIS-2という点火装置をオーダーしました、MSDの2チャンネルバージョンで同時点火用です。点火系の強化以外に、強化クラッチの装着によるリラクターリングの位相角調整と、HKSのファンコントローラーと組み合わせて油温限界時のスクランブルリミッターとして使用します。


4月1日
燃費テスト用のガソリンタンクを創りました。外部から残量が目視できるように改造し、車体装着後にガソリンを入れながらメモリをふります。レースはノーマルタンクで臨む予定ですが高速コーナー等でガソリン片寄りによで起こるポンプの空打時の残量と、エンジンの燃費チェックに使います(レギュレーション上レースでの使用は不可)場合によっては安全タンクに改装しますが、一度の給油制限が20Lなので…ポンプは純正以外のモノを使用する予定です。


3月29日
加工依頼しておいたINJ用のショートINマニがあがってきました。これは吸気管長を高回転よりにする為と言うよりは、インジェクターの噴射タイミングのテスト用に創りました。本来は各回転域ごとにクランク角に対して最適な噴射タイミングがあるのですが・・・もちろん1・4番流し込み用の突起は削除してポート口径も大きくしてあります。


3月26日
工場出荷のアドバンA048が入りました。やはりつくりたてはよい・・・本番まではこれを履いてテストします。


3月22日
オイルクーラーブロックセンターボルトの図面を描いて加工屋に送る・・・その他進展無し。


3月21日
トラストからサンドイッチブロックタイプの13段オイルクーラーが届きました。寸法はカタログで確認済みでしたので装着位置(ACコンデンサーの場所)に十分収収まる大きさです。サンドイッチブロックはサーモスタット内蔵型で2系統のオイルIN/OUTラインが有り取り出し角度が選べるために今回はトラストを選びました。ブロックに取り付けるセンターボルトはオリジナルで造った物が有りサイズもピッタリでしたが、問題点がいくつかありました。サンドイッチブロックとエンジンブロックの一部が干渉してしまうこと(これはブロックの小改造でOK)とサンドイッチブロックにノーマルオイルフィルターを取り付けるとフロントラジエターと干渉してしまうこと(サイドラジエターの場合はOKです)…エレメント移設も考えましたがスペース的な制約やオイルラインが複雑になる為に避け、センターボルトを作り直して国産車用の背の低いオイルエレメントを使用する事にします。オイルクーラーの容量もかなり大きいためにMT・OHの時にオイルポンプも強化品に交換しておきます。


3月19日
先日エントリーフィーを振り込み申込書を送りました。3月13日(土)筑波1000で15分×4セット(ベスト46.38)今年初のサーキット走行を行い、データの採取を始めました。今後のテスト予定は〜4月1回・5月2回・6月2回の計5回で問題点の解決をしていきます。
現行の仕様は
テスト用エンジンは〜腰下ノーマル+ノーマル加工ヘッド変更パーツはMD274カム・軽量リフター・イスキープッシュロット・軽量リテーナー・ノーマルサイズのリムフローバルブで、クランク・コンロット・ピストン・フライホイール・バルブスプリング・EXマニフォールドはノーマル、マフラーはクーパーズレジェンドを使用、ノーマルギヤ+3.44ファイナルで、47Φスロットル+ECU制御に可変撚圧レギュレーター+サブコン・INJ用点火時期コントローラーを装着、冷却系はEC仕様のフロントラジエター+4番側からのサブラジエター、冷却系を去年の仕様と大きく変更したためにオイルクーラーの装着が間に合いませんでした。次回テストまでにはトラスト製13段を’97ブロックに装着します。
計測機材は
水温計3基〜ヘッド1・4番とウォーターポンプ手前、排気温度計を各排気ポートに計3基、油温計、油圧計、撚圧計、空燃費計、エアフロ電圧IN/OUT2系統、インジェクター開弁、マニフォールド負圧
車体はコンプリートカーCSAMINIと同じ仕様でFRのコイルスプリングのレートのみ変更してあります。
次回テストまでの変更予定
ミッションOH(シンクロ不良のため)、オイルクーラーの装着(これが無いと…)、タイヤ新調(履きっぱなしでNG)、リヤショックストップラバーの修正(底ツキしました)。